共に考える、広報・SNSのことブラッシュアップセミナー2026.Vol.1
リガレッセブラッシュアップセミナーとは
リガレッセでは、全スタッフを対象とした社内勉強会「ブラッシュアップセミナー」を定期的に開催しています。各事業所をオンラインでつなぎながら、職種の壁を越えて学び合うこの場は、日常のケアをより深く、より丁寧なものにしていくための大切な時間です。
共に考える、広報・SNSのこと
2026年度第1回目となる今回のテーマは、「共に考える、広報・SNSのこと」。当法人の広報担当が講師を務めました。
介護・福祉業界の「今」として、なぜ広報・SNSが重要なのか。たくさんの事業所がある中で、選ばれる事業所になるために何が必要なのか。そして私たちは、普段実践していることを、どうすれば伝えていけるのか。——その一つひとつを、わかりやすくお話しいただきました。

なぜいま、広報・SNSなのか
かつては、需要が供給を大きく上回り、宣伝をしなくてもご利用者様が集まる時代がありました。
けれど現在は、事業者数が増え、競争も激しくなり、ご利用者様やご家族様が「選ぶ」時代へと変わっています。どれほど質の高いケアをしていても、その姿が伝わらなければ選ばれない。他と比べて目立たないということは、存在していないのと同じになってしまう。私たちは、そんな厳しい時代の中にいます。
だからこそ、と続けました。
伝えたいのは、テクニックではなく「クレド」
「クレドに沿って働いていること、それ自体がリガレッセの強みであり、その姿を皆さまに届けること。それが、広報です」
発信の方法を学ぶ前に、まず立ち返ったのは「私たちは何を伝えたいのか」でした。
リガレッセには、全スタッフで大切にしている「7つのクレド」があります。協同的意思決定を支えること、地域の幸せが増すように働きかけること、自然の力を活かすこと、触れるを大切にするケア——。これは飾られた標語ではなく、一人ひとりが毎日のケアの中で実践しているものです。
食事を大切にする人、触れるケアを丁寧に重ねる人、地域に出ていく人。それぞれの得意や思いは違っても、すべてが同じクレドでつながっています。このクレドに沿ったケアそのものが、リガレッセにしかない強みであり、発信するべきブランドなのだと共有しました。
発信することは、ケアの延長線上にある。 この一言が、今回のセミナーの背骨になりました。
特別な一枚より、いつもの一場面を
では、何を伝えればいいのか。答えは、構えるようなものではありませんでした。
みなさんが日々実践しているケアの、ありのままの一場面。それを写真に収め、少しずつ持ち寄ること。新しいことを始めるのではなく、いつものケアを、いつものように。その姿をそっと記録して分かち合うことが、何よりの発信になります。
つくり込んだ演出ではなく、ケアの中に自然に生まれる表情や、手の動き。その一瞬にこそ、リガレッセらしさが宿ります。あわせて、写真を扱うときに守りたい配慮——お一人おひとりの尊厳とプライバシーを大切にすること——も、全員で丁寧に確かめました。
みんなで考えた、これからのこと
セミナーの後半は、各事業所をつないでの質疑応答。立場の違うスタッフが、それぞれの視点から活発に声を寄せ合いました。正解がひとつだけある問いではありません。だからこそ、みんなで考える時間そのものが、すでに広報の第一歩になっていました。
これからも私たちは、リガレッセのブランド——クレドに沿ったケア——を磨き続けながら、その魅力を一つひとつ、丁寧に発信していきたいと思います。
学び続けるチームであること
リガレッセのブラッシュアップセミナーは、特定の職種だけのものではありません。看護師・理学/作業療法士・介護士・管理栄養士・調理スタッフ・クラーク(事務スタッフ)——それぞれの立場から同じテーマを学ぶことで、チームとしての共通言語と視点が育まれていきます。「もっとよくしたい」という気持ちを、学びという行動に変え続けること。それが、利用者様の生活と人生を支える力になると、私たちは信じています。